南カリフォルニアで一日の仕事を終え、仕事仲間たちと食事をすることに。
私の強い希望で、目的地はステーキ専門レストラン。但し、「私が、ステーキにぴったりのワインを選ぶ。」のが条件。
ステーキ王国カリフォルニアには、ステーキに合うワインが沢山あります。ジンファンデルやプティシラーといったぶどう品種から作られる赤ワインも良いけど、その日の気分は、カベルネソーヴィニオンというしっかりした渋みが味わえるぶどう品種。
「南カリフォリニアは、カベルネソーヴィニオンでは、北カリフォルニア（ナパやソノマ）にかなわない。」という人が時々いますが、私は南カリフォルニア贔屓。南カリフォルニアのワイン銘醸地「パソロブレス」で育ったカベルネソーヴィニオンを選びました。
ワイナリーは、私の大好きなDaou。ここのワイナリーは山の上にあるので、景色が最高。おすすめです。
このワイナリーのオーナーは、美味しいカベルネソーヴィニオンを作ることにこだわり、パソロブレス中の畑を丹念に見て回り、最終的にここにぶどう畑とワイナリーを設けました。
私のブログでも紹介させて頂いてますので、是非、ご一読下さい。
さあ、待望のステーキが出てきました。私は、いつもサーロインのニューヨークカット。焼き方はミディアム。大きさは250g。アメリカのステーキは肉汁たっぷりで美味しいです。
そして、全員にワインが注がれ、楽しい食事が始まります。ワインは、Daou Wineryの Reserve Cabernet Sauvignon 2015。アルコール度数は14.5%です。
このワイン、鼻を近づけると、カベルネソーヴィニオンというブドウ品種から想像される香りよりも果実香が強くて意外な感じがします。ブラックベリーというより、もう少し甘い感じの果実でしょうか。アルコールは少し強めですが、心地よい程度。
口に含むと、香りからくる期待と裏腹に果実味は控えめ。酸味もほどほど。やはり特徴は、とても濃いタンニンからくる渋みでしょうか。ここは、カリフォルニアのカベルネソーヴィニオンへの期待を裏切りません。肉にぴったり！
このワイン、人気が高く、Daouワイナリーまで行っても会員以外には販売してくれないことも。ラッキーにもこのレストランでは味わうことが出来ました。お値段は$88でしたが。