北カリフォルニアで評判のピノ・ノワール Kanzler Pinot Noir 2014

北カリフォルニアで評判のピノ・ノワール Kanzler Pinot Noir 2014

ロサンゼルス空港のアメリカン航空のラウンジは、カリフォルニアワインの品揃えが豊富で嬉しいのですが、そこで飲んだKanzler Pinot Noir 2014 がとても美味しかったので、紹介させて頂きます。

Steve & Lynda Kanzler夫妻は、家族を田舎で育てようと願って、1994年に、ワイン銘醸地として知られるソノマ郡西部Sebastopol Hillsに移り住みます。

そこがすっかり気に入って、りんご畑を購入。さらに周りの人々に、冷寒地に合ったぶどうであるピノ・ノワールを育てることを勧められて、1996年に育て始めます。

そのピノ・ノワールは好評で、周りの名だたるワイナリーに販売する様になります。このぶどうを使って作られたワインは軒並み高い評価を得ます。特にKosta Brown Wineは2004年に、米国で出来たピノ・ノワールとしては初めて、ワイン・スペクテーターで98点を獲得します。

Steve Kanzlerは、自分が作ったぶどうを使って家族のために少量のワインを作り始めます。そのワインを娘の結婚式に振舞ったら大好評。これがきっかけで自分のワインを作り始めます。

このワイン、鼻を近づけるとイチゴの香りに加えて、ゴマの様な独特の香りが上がります。口に含むと、上品な果実味と酸味が印象的。溢れる高級感と独特のスパイス感が印象的なワインです。

このワイン、アメリカでは$60前後で入手できます。(但し、2014年は売切れの様です。)日本では入手出来ない様です。

このラウンジでは、入手するのが難しいワインが置いてあって、嬉しくなります。

あちゃー、また飲み過ぎちゃいました。