値段が手頃なカリフォルニアのオーガニックワイン Green Fin Red Table Wine

値段が手頃なカリフォルニアのオーガニックワイン Green Fin Red Table Wine

近くの食品店のワインコーナーにアメリカワインが売られているかチェック。1本だけ売られていたのが、今日ご紹介するGreen Fin Red Table Wine 2016です。

このワイン、ラベルを見た瞬間に「どこかで見たことあるなぁ。」と思ったのですが、以前、オーガニックフーズに詳しい知人の方から、同じブランドの白ワイン版「GreeN Fin White Table Wine 2015」をプレゼントして頂いて、とても嬉しかったことを思い出しました。

このワインは、カリフォルニアで採れたぶどうで作られています。「サーフボードを積んだ車」が描かれているそのラベルはとてもカリフォルニアらしく、印象に残ります。サーフボードのfin(フィン=ひれ)が緑色なのが、このワインのブランド名「Green Fin」の由来でしょう。

ラベルに見覚えがあったもう一つの理由は、カリフォルニアにいる時に、時々訪れる近くの人気スーパーマーケット、Trader Joe’s(トレーダージョーズ)で扱っているからです。

このスーパー、面白いものを扱っているので楽しいのですが、特にワインコーナーは充実しています。このスーパーで扱っているワインには何かしらの特徴があります。

Trader Joe’sのワインは、以前、ブログでご紹介させて頂いてますので、下記のリンクをクリックして、ぜひ、ご参照ください。

こちらをクリック

このワイン、その名前に「テーブルワイン」と冠しているだけあって、値段は手頃です。カリフォルニア州のトレーダージョーズでは、税抜きで$4.49で購入出来ます。日本でも、地元のお店で、税込で1,382円で売られていました。この価格なら、気軽に楽しめますね。「値段は手頃でも、面白い。」というのがTrader Joe’sの売りです。

そして、このワイン、値段が手頃なのに、作るのに手間がかかる「オーガニックワイン」なんです。米国を代表するオーガニック推進団体である、California Certified Organic Farmers (CCOF)の認証を受けてます。

さらに、このワインが尖っているのが、使っているぶどう品種です。黒ぶどうの中で、最も重いと言われる「カベルネ・ソーヴィニオン」と、最も軽いと言われる「ピノ・ノワール」のブレンド。この2つがブレンドされたワインはとても珍しく、私も飲むのは初めてでした。

なお、このワインを作っているのは、Blonco Wine Company 。この会社、沢山のワインブランドを傘下に持っていて、ワイン生産量は米国第5位、ぶどう栽培量は米国第1位だそうです。

このワイン、鼻を近づけると、ブラックベリー、ペッパー、ヴァニラなどの香りが上がります。果実味、酸味、渋味のバランスがなかなか良いのですが、敢えて言えば、果実味が印象的。イチゴの様な甘い果実の味わいです。

この日の料理は、妻の手料理の肉じゃが。このワイン、意外と和食にも合います。

あちゃー、また飲み過ぎちゃいました。