仕事の関係でスペイン各地を訪れることが多いのですが、地方毎に、地元の美味しい料理やワインがあって、本当に楽しいですね。
中でもシーフードが美味しいですが、シーフードといえば、スペイン北西部のガリシア地方が特に有名。そして、ガリシア地方には、シーフードに合う、品質の高い白ワインが沢山あります。
ガリシアの白ワインに使われる主要な白ぶどうといえば、アルバニーリョ、ゴデージョ、トレイシャドゥーラなどがありますが、先日、マドリッドのガリシア料理レストランで、この3つの白ぶどうを全てブレンドした面白いワインを飲む機会がありましたので、ご紹介させて頂きます。
「アルバニーリョ」については、下記のブログを参照してください。
ここをクリック
「ゴデージョ」については、下記のブログを参照してください。
ここをクリック
ワインを紹介する前に、その日に食べたシーフードをご紹介しますね。
海老の塩焼き。海老は、「茹でますか？焼きますか？揚げますか？」と訊かれて、焼いてもらいました。ちなみに、スペイン語で海老はGambas（ガンバス）です、
茹でタコ。タコは、スペイン語で、Pulpo（プルポ）。この日食べたのは、Pulpe de gallega（ガリシア風タコ料理）と言って茹でジャガイモの上に、タコの輪切りを乗せています。
そして、ホタテ貝。スペイン語でVieira（ビエイラ）。ガリシアは、貝の種類がとても豊富で、とても美味しく、とても嬉しいです。
そして、この日飲んだ白ワインは、Vina Costeira 2016。ワイン生産地は、ガリシア州のRibeiro地方です。
リベイロ地方のワインはコストパフォーマンスが良いとのこと。ちなみにこのワイン、レストランでは19ユーロ（約2,500円）でした。帰国後、日本のネットでチェックしたら、2012年物が980円という破格の値段で販売されています。2016年物も1,800円とお手頃な価格。
このワイン、鼻を近づけるとグレープフルーツの様な柑橘系の香りに加え、ミネラル香がかなり印象的。口に含むと、レモンの様な柑橘系の果実味ととても印象的な酸味。少し、塩味もあり、この日のシーフードにぴったり。
ちなみに使われているぶどう品種は、トレイシャドゥーラ70%、トロンテス20%、アルバリーニョ5%、ゴデージョ3%、ロウレイラ2%です。
スペイン人の仕事仲間とワイワイ言いながら楽しく飲みました。
あちゃー、また酔っ払っちゃいました。