仕事が一段落して、東京で久しぶりの完全休日。こんな日は、美味しいカリフォルニアワインを楽しもうと、近くのスーパーへ。そこで選んだのが「Gnarly Head 1924 Double Black」。
このワイン、Zindandelを主体としたワイン。（Zindandelの他にMerlo, Syrahなどがブレンドされています。）Zinfandelは、カリフォリニア以外ではあまり採れないぶどうなので、日本へのお土産に喜ばれます。
このGnarly Headというブランド、世界で最も売れているZinfandelのブランドです。ジンファンデルは、ヘッド・プルーニング ゴブレという剪定法で栽培されるので、上部が「こぶの頭」の様になります。それが、「Gnarly（こぶの） Head（頭）」という名前の由来だそうです。また、Gnarlyには「イカした」という意味もあるとか。
このワインには、カリフォルニア州の「ローダイ（カリフォルニア州の州都であるサクラメントの近く）」というジンファンデルの銘醸地で採れたぶどうが主に使われています。ローダイには多くのジンファンデルの古木があるのですが、このワインに主に使われているのはなんと1924年に植えられた木から採れたぶどう。これは、このワインの名前に使われている「1924」の由来になっています。
このワインを作っているのはDelicato Famlily Vineyards。シシリア移民のインデリカートファミリーが経営するワイナリー。現在は3代目が経営していますが、米国の中でも大きなワイナリーの一つで、世界68ヶ国に輸出している巨大企業に成長しています。傘下に、Gnarly Headを含む、10以上のワインブランドを保有しています。
このワイン、鼻を近づけると、ブラック系のベリー、イチジクのジャムの香り。口に含むと、甘い果実、ちょっと苦味のあるチョコレート、スパイスの味が口に広がります。後味には、少し酸味も。ずっしりと濃いワインです。
このワイン、東京の私の自宅近くのスーパーで1,980円（定価2,300円）で販売していました。アメリカでは、$10-15で販売されています。
のんびりとした日曜日の午後、一人で本を読みながら、楽しんでます。おつまみも無しに、ワインそのものの味を満喫しながら。
あちゃー、また飲みすぎちゃいました。