ラベルが印象的な赤ワイン 北カリフォルニアのこだわりのブレンド Lady of the dead

ラベルが印象的な赤ワイン 北カリフォルニアのこだわりのブレンド Lady of the dead

子供が小さい頃、家族5人で暮らしていた街、ロスアルトス。シリコンヴァレーの中心に位置しています。クリスマスを少し過ぎたある日、今では全員成人し、世界中でバラバラに暮らしている家族5人が、懐かしのロスアルトスのステーキハウスに集合。その時に飲んだ赤ワイン「Lady of the dead 2016」がとても美味しかったので紹介します。

アメリカのステーキ屋さんは、入り口にワインをディスプレイしているところが多いです。このお店も沢山のワインが陳列されていました。

その中から妻が「面白いラベルね!」とすっかり気に入ってしまったのがこのワインです。

このワイン、北カリフォルニアの「ナパ」にあるFrias Vinyardsが作っています。創設者のマニュエル・フリアスはメキシコ移民。フリアスワイナリーのホームページには、彼と妻との馴れ初めのストーリーが書いてあるのですが、そこから判断するに彼はメキシコ人らしくとてもロマンチストで美しいものを追求する性格の様です。このラベルは、マニュエルのフリアス家の先祖たちへの尊敬の念を表しているそうですが、その印象的なラベルも、彼の美へのこだわりから来ているのかもしれません。今は、マニュエルとその息子さんが経営しています。

マニュエルは、ラベルだけでなく、味へのこだわりもなかなかのもので、このワイン、カベルネソーヴィニヨン 70%、メルロー 10%, シラー 10%、カベルネフラン 10%と、彼のこだわりが伝わってくる複雑なブレンド。パーカーポイントでは何と92点を獲得しています。

アメリカでは$55前後で購入可能。残念ながら、日本では入手できない様です。

鼻を近づけると黒系のベリーの香り。口に含むと、果実味がとても印象的。酸味も程良いのですが、何と言っても、長い後味が楽しめるタンニンがそのハイライト。シナモン、スパイス、ラズベリーなど、複雑な味も楽しめます。

この日は、360グラムのサーロインステーキに合わせました。もちろん、相性は抜群です。

家族と一緒の食事は、楽しいですね!
あちゃー、また飲み過ぎちゃいました。