2019年の元旦は、カリフォルニア最大のワイン生産地「ナパ」で迎えました。
さすがのナパも、元旦は空いているワイナリーは殆どありません。そんな中、元旦から営業していた「Castello di Amorosa」というワイナリーをご紹介します。
お城の中にあるこのワイナリーを建てたのは、Dario Sattui(ダリオ・サトュイ)。1855年に設立されたナパの老舗ワイナリー「V Sattui Winery (ヴィー・サトュイ・ワイナリー)」の4台目当主です。
彼は、イタリア中世の建物に魅せられ、このナパの地にイタリア風の城を建てることを決意。1985年から実に22年の歳月をかけて、2007年にこのお城の中のワイナリーを完成させます。
入り口でチケットを買うのですが、凄い行列。$20から$125まで色々な種類のチケットがあり、ワイナリーというよりディズニーランドの様な雰囲気。私たちが購入したのは「入場料+ワインテイスティング」で$30のチケット。21歳未満は、ワインが飲めないので、$20。ちなみに、「入場料+ワインテイスティング」に「お城のツアー」をつけると$45。
テイスティングルームへは、地下に続く階段を下ります。
そして、テイスティングルームの入り口。雰囲気が盛り上がります。テイスティングルームに併設のギフトショップも立派です。
この日のテイスティングのホストは、イタリア・ピエモンテ州・トリノ出身のマルボーさん。イタリア訛りの強い英語を話します。彼に勧められるままに、シャルドネ→サンジョヴェーゼ(ロゼ)→ピノ・ノワール→カベルネ・ソーヴィニョン→甘口ワインと5種類のワインを楽しみ大満足。ワインが飲めない人にはぶどうジュースが振る舞われます。
テイスティングの後は、広いお城の中を探検。
2人の画家が1年半かけて描いたフラスコ画など沢山の見所が。
ナパのワイナリーは、半分、ディスニーランド化したところが多いですが、ここもそうです。でも、子供から大人まで楽しめる様に工夫がされているので、家族連れにオススメです。