手頃な価格のカリフォルニアのシラー Heart of Claudia

手頃な価格のカリフォルニアのシラー Heart of Claudia

行きつけのワインショップで見つけたとてもコスパの高いシラー。Heart of Claudia Syrah 2018。

このワイナリーを作っているのはWaterstone Winery。北カリフォルニアのワイン銘醸地、ナパに本拠を置いていますが、ぶどう畑もワイン醸造設備も自社では保有していません。商業主義が蔓延るカリフォルニアのワイナリーに反旗を翻し、「ワインの味だけに集中」するために、敢えてそうした戦略をとっているそうです。

このワイナリーがモントレー(サンフランシスコから南に150キロくらい行った所にあるワイン銘醸地です。)Santa Lucia HillsにあるParaiso Wineryで作られたぶどうを使って作ったのがこのワインです。

ワイン名の「Heart of Claudia」というのは、Paraiso Wineryの創業者であるRich Smithさんの奥様であるClaudiaさんに敬意を表した名前だそうです。

このワイン、鼻を近づけると、甘露煮、ジビエ、ペッパー、野性味を感じさせる香りと、甘い香り。口に含むと、まとわりつく様な独特の感覚の後に、酸味が広がります。鉄っぽさ、そして甘味も。シラーらしい楽しさです。

価格は1,800円前後ととてもお買い得。「1,000円台の家飲みワイングランプリ」に輝いたとか。

ピーマンの肉詰に合わせましたが、ピーマン独特の苦味がヒリヒリ感した感じをもたらします。「肉だけの方が美味しいかも」などど言いながら、どんどんワインが進みます。あちゃー、また飲み過ぎちゃいました。