南カリフォルニアワインを楽しむ会 第5回

南カリフォルニアワインを楽しむ会 第5回

「南カリフォルニアワインを楽しむ会 第5回」を開催させて頂きました。その様子を写真中心でお伝えします。

今回のテーマは「ローヌブレンド」。フランスでは、「ボルドー」「ブルゴーニュ」といったワイン産地が有名ですが、南フランスにある「ローヌ」も沢山の美味しいワインを産出しています。ボルドーのワインは、その多くが「カベルネ・ソーヴニオン」という品種のぶどうから作られます。ブルゴーニュなら、「ピノ・ノワール」ですね。そしてローヌなら「グルナッシュ(Grenache)」「シラー(Syrah)」「ムールヴェドル(Mourvedre)」など。この3つのぶどうは、頭文字をとって「GSM」と呼ばれます。

ローヌブレンドとは、こうしたローヌのぶどう品種を幾つかブレンドして作られたワイン。通常、6種類程度の沢山のぶどう品種をブレンドします。カリフォルニアは温暖な気候なので、南仏ローヌのぶどうが沢山栽培されており、沢山の「カリフォルニア産ローヌブレンド」が作られています。今回は、「本場ローヌのローヌブレンド」と「カリフォルニア産ローヌブレンド」を飲み比べました。

「ローヌ産のローヌブレンド」は、ローヌでも最も美味しいワインが作られている銘醸地「シャトーヌフ・ドゥ・パプ」のワインを、「カリフォルニア産のローヌブレンド」は、南カリフォルニアで今最も注目されているワイン産地「パソ・ロブレス」のワインを選びました。

まず、それぞれのワインについて、「作り手」や「ぶどう品種」について説明させて頂きました。ワインは、ぶどう品種だけでなく、作り手の思いによって、その趣がガラッと変わります。

皆さん、真剣に聞いて下さるので、思わず説明に力が入ります。

テイスティングのコツについて簡単に説明させて頂いた後は、この2つのワインをじっくりとブラインドテースティング。

テイスティング結果は、テイスティングシートに記入して頂きます。

皆さん、真剣そのものです! 

そして、どちらが美味しいか皆さんに投票して頂きました。結果は11対3で「カリフォルニア産ローヌブレンド」の圧勝。但し、男性はほぼ全員が「カリフォルニア産」に投票したのに対し、女性は半分が「本場ローヌ産」に投票。男女差がくっきり。女性はやはりフランスワインが好みなのでしょうか?

楽しいテイスティングの後は、後半のワインについて、簡単に解説。個性派のワインが多く、知らず知らずの内に、まるで自分が作ったかの様に、作り手の思いを熱弁。

そして、食事をしながらの歓談タイム。

肉や野菜など色々な種類。その日のワインに合わせて選んでいます。

食事に合わせて、赤、白、合わせて6本を飲みながらの歓談。全種類飲むのは結構大変です!

食事とワインで話が盛り上がります。

色々な年代の方々、様々な職業の方々、初対面の方々が、ワインを通じて繋がります。

ワイン談義に花が咲きます。私も少し解説させて頂きながら。

皆さん、思い思いのスタイルでワインを楽しまれています。

最後は全員で記念撮影。

そして、2次会へ! 
あちゃー、今日も飲み過ぎました。