強烈な味わいとラベル。カリフォルニアMichael David Wineryのプティシラー。

強烈な味わいとラベル。カリフォルニアMichael David Wineryのプティシラー。

プティシラーってぶどうをご存知ですか?カリフォルニア特有のワインというと、ジンファンデルと共に名前が挙がるのがこの品種です。

黒々とした濃い色と強靭なタンニン。あまり上品とは言えませんが、一度飲むと忘れなれないその強烈な味わいは、まさに「カリフォルニア」。私が大好きな品種ですし、カリフォルニアのお土産にも超オススメです。(ちょっとマニアックではありますが。)

そして、そんなプティシラーの中でも、私がオススメするのが、今日、ご紹介するMichael David WineryのPetit Petitです。

このワイナリーは、カリフォルニア州サンフランシスコから内陸に50kmほど入ったところにあるワイン銘醸地、ローダイ(Lodi) にあります。ローダイは「ジンファンデルの里」の異名を持ち、ロバートモンダヴィが幼少期を過ごしたことでも知られています。

Michael David Winery Logo (PRNewsFoto/Michael David Winery)

1850年代からローダイで農園を営むフィリップファミリーの5代目、マイケルとデーヴィッド兄弟が1984年に設立したのがこのワイナリーです。

このワイナリーはいくつかのブランドを持っていて、このワインは「Freakshow(見世物小屋)」というブランド。「周りが何と言おうと我が道を貫く自分達」を表現したワインだそうです。ラベルの絵が印象的で思わず手に取ってしまいます。

フィラディス(Firadis)に掲載されているテイスティングノートがとても的を得ていたので、そのまま掲載させて頂きますね。「ピュアな黒系果実やバニラのフレーバーが口の中を充満させるたっぷりとした濃厚なフルボディー。プティ・シラーの型にはまらず柔らかくしなやかな果実味は大変リッチで、わずかにドライなフィニッシュと長い余韻が楽しめる。」

アメリカでは$15前後、日本でも3,000円前後で手に入ります。値段もお手頃です。

合わせる料理はやはり肉ですね。ワインの味わいがかなり強烈なので、肉料理も強烈なのが良いですね。こってりした肉の煮込み料理とか。

私の大好きなこのワイン。そのままでも美味しいです。あちゃー、また飲みすぎちゃいました。