メキシコのワイン銘醸地 Valle De Guadalupe

メキシコのワイン銘醸地 Valle De Guadalupe

メキシコ西海岸のワイン銘醸地、Valle de Guadalupe(グアダルーペ渓谷)に行ってきました。
 
ここは、米国との国境にあるTijuana(ティファナ)から120キロ(車で1時間半)ほど南にあり、ワインルート沿いに100以上のワイナリーが集まっています。メキシコ全体のワインの実に70%がここで生産されています。
 
往路は、ティファナを正午頃に出て、東に向かい、Tecate(テカテ:メキシコの有名ビール「テカテ」はここで作られています。)を経由してワインルートへ。南に向かってしばらく走ると、道の両側にぶどう畑が広がり、沢山の数のワイナリーへの道標が出てきます。
 
私たちは、地元の方に勧めてもらった El Cieloワイナリーへ。

ここは、広大なぶどう畑の横に、宿泊施設とレストランが併設されていて、ぶどう畑の中のサイクリングなども楽しめる滞在型のワイナリーです。

ぶどう畑のぶどうは、まだ緑でしたが、沢山育っていました。

私たちは、併設されたレストランAltitude32へ。

ちなみにCieloはスペイン語で空とか天国とかいう意味。目の前に広がるぶどう畑と青い空を眺めながらのテイスティングは、まさに天国にいる様な気分。

ちなみにこのレストランでのワインテイスティグでは、2オンス(約60 ml)のワイン6杯(なんとワインボトル半分弱の量!)が楽しめます。ワインだけのコースが1,550ペソ。ワインとそれに合った食事を楽しめるものが2,450ペソ。私は、食事も楽しめるコースを注文しました。

あとで、日本円に換算して驚いたのですが、ワインだけのコースが13,000円、ワインと食事のコースが20,500円、とかなり高額です。でも、平日にもかかわらす、沢山のメキシコ人の人たちが、テイスティングを楽しんでいました。

せっかくなので、6つの食事を写真で紹介しますね。

1杯目のソーヴィニヨンブランには、タコとエビと魚のセビーチェ。

2杯目のシュナンブランには、ラム。

3杯目のシャルドネには、ダック(鴨肉)。

4杯目のカベルネ・ソーヴィニヨンには、ポークのタコス。

5杯目のテンプラニーリョとグルナッシュのブレンドには、再びラム。

 6杯目のシラー主体の少し甘めのロゼには、イチゴのチーズケーキ。

ワインは一杯60mlと言っていましたが、少し多めにサービスしてくれたので、すっかり上機嫌に。
 
食事の後は、ギフトショップを冷やかして、帰路へ。

帰りは、Valle de Guadalupeから約20km南西にある、海岸沿いの風光明媚な都市、エンセナーダを経由して、ティファナへ。ビーチで、海風に吹かれながらのんびりと酔いをさましました。ティファナに戻ったのは、午後7時頃でした。

Valle de Gudalupeは、滞在型の高級リゾートワイナリーが集積していて、長期滞在が可能ですが、同時に、ティファナでの仕事や観光で、半日ほど時間が空いた時にも、おススメです。