フランス南部にあるローヌ渓谷。その南部の左岸にあるワイナリーを巡ってきました。
まず、ローヌ渓谷南部を代表するAOC(ワイン生産地域) Chateauneuf du pape(シャトー・ヌフ・ドゥ・パプ)へ。

14世紀にアヴィニオンに法王庁を移したローマ法王の夏の居城が建てられ「シャトー・ヌフ・デュ・パプ(法王の新しい城)と呼ばれるようになりました。ここの特徴は、何と言ってもぶどう畑を覆う「丸い小石」。日中の熱を蓄え、夜間にぶどうを暖める効果があるそうです。

訪れたのは、Chateau des Fines Raches というワイナリー。ドライブをしていると遠くに大きくて立派な建物が見えてきたので、行ってみるとワイナリーだったのです。このお城は1870年に建てられたそうで、1920年に現在のオーナー一家が買い取ってワイナリーを始めたそうです。

テイスティングを担当はフィリップさん。いわゆるGSMと呼ばれるGrenache(グルナッシュ)、Syrah(シラー)、Mourvedre(ムールヴェドル)という3つのぶどうをブレンドしたワインを飲み比べました。

次に訪れたのは、Beaumes de Venises(ボーム・ド・ヴニーズ)というAOC(ワイン産地)。
V.D.N.(Vin du Natural)という甘口の酒精強化ワイン(発酵の途中で強いアルコールを加え発酵を止め、ぶどうの糖分を残したワイン)が有名です。

訪れたのは、Domaine des Bernardinsというワイナリー。1820年に設立されたのですが、設立当初は養蚕をやっていたとか。当日テイスティングを担当してくれたロメインさんは、6代目の当主だそうです。

VDNをいくつか飲み比べました。少し専門的になりますが、VDNの場合、生産地名は、Muscat de Beaumes de Venisesとなります。

この日、3番目に訪れたのは、Vacqueyras(ヴァケイラス)というAOC(ワイン産地)。Grenache(グルナッシュ)というぶどう品種を主体にした赤ワインが有名です。

Domaine de la Colline St-Jeanというワイナリーに行ったのですが、店の方が誰も英語が話せず、大苦戦。見かねたお客さんの一人が、グラスにワインを注いでくれて、テイスティングさせてくれるという予想外の展開へ。早々に退散。

最後に訪れたのは、Gigondas(ジゴンダス)というAOC(ワイン産地)。ここもGrenache(グルナッシュ)というぶどう品種を主体にした赤ワインが有名。
この日は疲れたので、早めの夕食を食べようと、寄ったのですが、レストランが午後7時半まで開かないと聞いて退散することに。残念ながら、ジゴンダスのワインは飲めませんでした。(その代わりに、ホテルに少し近い、シャトー・ヌフ・ドゥ・パプで食事。)

この日訪れたワイン産地は、どこも古くからあるとてもチャーミングな村です。ローヌ渓谷南部には、こうしたとても古い小さな町が点在していて、とても楽しいです。古い町並みや、教会などを訪れるだけでも楽しいので、ワインに興味がない方にもオススメです。

今日は、ワイナリーを3軒はしご。
あちゃー、また飲みすぎました。

