カリフォルニアワイン 妻の手料理とNitty Gritty

カリフォルニアワイン 妻の手料理とNitty Gritty

妻が「芽キャベツとトーフ(アメリカの硬いトーフ)とアーモンドのソテー」を作ってくれました。私が選んだワインがNitty Gritty のシャルドネ。

このワイン、妻が近くのスーパーで買ってきました。「すごく高いワインなんだけど、とても安く手に入ったのよ」と興奮気味に話す妻。よく見かけるワインだし、正直言ってあまり期待していませんでした。

でも、意外に美味しい!アメリカって、その辺りのスーパーで売っているカジュアルなワインが結構美味しいんですね。

グラスに注ぐと、まず、ピーチやプラムといった少し甘めの香りが上がってきます。そして、僅かですが、樽の香りであるヴァニラ香がします。ここまでは、普通のカリフォルニアのシャルドネですが、口に含むと、意外にさっぱりしています。レモンの様な柑橘系の味が広がり、少し「酸っぱい!」という感じもあります。白ワインには酸味を求めてしまう私は、すっかり気に入ってしまいました。

さっぱり系の料理に合いますが、とても飲みやすいので、それだけでガブガブ飲めてしまいます。英語に`quaff`という単語があります。まさに「がぶ飲みする。」という意味なのですが、このワインはeasy to quaffです。

というわけで、この日のディナーはシャルドネをガブガブと飲み、妻の作った「芽キャベツとトーフとアーモンドのソテー」は沢山余ってしまいました。翌日、妻は残ったものを使って、とても美味しいカレー料理を作ってくれました。私が、その料理に合う、これまたとても美味しいワインを選んだのですが、そのワインについても後日書きますね。

ところで、Nitty Grittyは、ナパにあるワイナリーですが、入手出来る情報が少なく、謎に包まれています。 `Nitty Gritty` は「問題の核心」という意味ですが、「ワイナリー情報は問題の核心ではない。味で勝負!」というのが、彼らの経営哲学なのでしょうか。

このワイン、「定価は33.99ドルだったのが、13ドルで買えた」と妻は喜んでいましたが、実は、相場的には15ドルくらいで購入できます(笑)。日本では入手できないようです。