6世代続く農家の誇り カリフォルニアワイン Bogle Vinyards Pinot Noir

6世代続く農家の誇り カリフォルニアワイン Bogle Vinyards  Pinot Noir

大勢の友人たちとBogle Pinot Noir 2014を飲む機会がありました。

Bogle vineyardは、サンフランシスコから北東へ150kmほど行ったClarksburg AVA (ワイン生産地域)にあります。

Bogleファミリーは、6世代にわたってClarkburgの地で農業を営んできました。初めてぶどうを植えたのが1968年。その時のぶどう畑の広さはわずか20エーカー(東京ドーム1.7個分)でした。今では、Clarksgurgに16箇所、カリフォルニア全域に8箇所、計24箇所、総面積1,500エーカー(東京ドーム130個分)のぶどう畑を所有する全米でも有数のVineyardへと成長しました。

巨大なVinyardへと成長した現在でも、Judy Bogle, Warren Bogle, Ryan BogleのBogleファミリーの3兄弟が、しっかりと経営に当たり、24箇所のぶどう畑の隅から隅まで詳細にわたって管理しているそうです。それが、Bogleファミリーの誇りでもあります。

このワインは、ピノ・ノワールという品種のぶどうから造られています。ピノ・ノワールは、栽培が難しく、冷涼な気候を好みます。カリフォルニアでは栽培できないと言われていましたが、今ではカリフォルニアでも数カ所でとても高品質なピノ・ノワールが栽培されています。

その代表格がRussian RiverとMontereyです。このワインに使われるぶどうは、Bogleファミリーが、Russian River, Monterey, Clarksburgに所有するぶどう畑で造られています。

鼻を近づけると苺やスミレの香りが上がってきます。口に含みと果実味がしっかりと感じられ、飲んだ後にスパイスの余韻が残ります。食前や食後に、チーズやマッシュルームなどと一緒に友人たちと語らうのに良いと思います。

アメリカでは、多くのスーパーで入手できますし、日本でも購入可能です。(先日、新宿の伊勢丹のワイン売り場で見かけました。)お手頃な値段で、Bogleファミリーが丹精込めて作ったピノ・ノワールが楽しめますので、一度試されてみては如何でしょうか?