シーフードにぴったり。スペイン・ガリシア州の「ゴテージョ」

シーフードにぴったり。スペイン・ガリシア州の「ゴテージョ」

スペインのマドリードで仕事仲間と食事をする機会がありました。仕事仲間の一人が、スペイン北西部の大西洋に面した「ガリシア州」出身の女性だったのですが、その方がガリシア州の美味しいワインを選んで下さいましたので、ご紹介しますね。

まず、連れて行って頂いたレストランは、El Telegrafo。マドリードでも最高級のシーフードレストランの一つだそうです。この時期は、外のテラス席がお薦めとのこと。確かに、美味しかったし、外のテラス席はとても気持ちが良かったです。

スペインのレストランは、オープンするのが早い所で、午後8時半。午後8時半に行くと、いるのは日本人くらいで、午後10時頃になってようやく賑やかになって来ます。しかも、夏のスペインは午後10時でも明るい。こういう環境に数日いると、体調維持が難しいです。

この日彼女が選んでくれたワインは、「ゴデージョ」という品種のぶどうから出来る白ワイン。これまで飲んだことのないぶどうです。「ガリシア州といえば、アルバリーニョですが、それより少しドライなワインがありますが、それを飲まれますか?」とすすめられたワインです。

このワインは、ラファエル・パラシオネスが造る白ワイン。彼の実兄はスペインでは有名なワインメーカー、アルバロ・パラシオスです。

ラファエル・パラシオスは2004年にガリシア州のワイン銘醸地「Valdeorras(バルデオラス)」にぶどう畑を購入して、ワイン造りを始めます。

このワインは、衝撃的に美味しかったです。鼻を近づけると、グレープフルーツや桃の香りに加えて、海の潮の香りも。口に含むと豊かな果実味が印象的。酸もシャープで生き生きとしていて、シーフードにはぴったり。

この日注文した多くのシーフードにはもちろんのこと、最後に頼んだパエリャにもぴったりでした。

この女性の方は、とてもお酒に強く。このゴデージョを何本も頼まれます。とても美味しいので、こちらもついつい付き合ってしまいます。
あちゃー、また飲みすぎちゃいました。