スペイン・アラゴン州のワイン 「ソモンターノ」

スペイン・アラゴン州のワイン 「ソモンターノ」

スペイン・アラゴン州で一日の仕事を終え、州都サラゴサのホテルへ。部下と翌日の打合せのために、バーで一杯。バーのソムリエの方がすすめて下さった赤ワインが美味しかったので、ご紹介させて頂きますね。

今、カタルーニャ州の独立が話題となるスペインですが、実はカタルーニャも12世紀頃には、今はアラゴン州の名前に名残を残す「アラゴン王国」の一部だったんです。

そんな、スペインの中でも由緒正しいアラゴン州の州都のバーで、お薦め頂いたワインは、「ソモンターノ」と言われるD.O.(ぶどう生産地域)のワイン。ソモンターノは「山麓」の意味で、ピレネー山脈の麓に広がります。

ソモンターノは、スペインの中のニューワールドと呼ばれていて、地元のぶどうに固執しない、自由な発想のワインを作っています。というわけで、このワインに使われているぶどうは、国際品種「カベルネ・ソーヴィニオン」とスペインを代表する品種「テンプラニーリョ」のブレンド。まさに自由な発想ですね。

ソムリエの方に注いで頂いたこのワイン。鼻を近づけると、黒系のベリーとコーヒーの香り。口に含むと、酸味が印象的。しばらくすると、喉の奥の方に心地よいタンニンの後味が。

この日は、おつまみも無しで飲んだのですが、それだけで飲んでも十分に美味しいワインでした。そして、翌日の仕事に向け、部下と議論が白熱。
あちゃー、また飲みすぎちゃいました。