スッキリした酸とイエローカラーが印象的なカリフォルニアワイン J Pinot Gris

スッキリした酸とイエローカラーが印象的なカリフォルニアワイン J Pinot Gris

カリフォルニアの夏の日の午後。妻が作ってくれたアボガドオープンサンドに合わせて選んだ「J Pinot Gris 2017」をご紹介します。

このワインは J Vineyards & Wineriesが作っています。カリフォルニア北部ソノマ郡にあるワイン銘醸地 Russian River Valleyにあります。

このワイナリーは、Judy Jordanが1986年に設立したワイナリー。彼女の父は、カリフォルニアではとても有名な高級ワイン「Jordan」を設立したTom Jordanです。

そんなすごい父親を持つ彼女ですが、彼女の作った「J」はそのロゴマークがとても印象的で、独自のブランドイメージを確立しています。

その卓越したセンスで、彼女のワイナリーのテイスティングルームは「全米で最もお洒落なテイスティングルーム」の一つに選ばれています。日本でもそのスパークリングワインはとても有名。スティルワインでも、ピノ・ノワール、シャルドネ、そして今日ご紹介するピノ・グリがとても有名です。

ピノ・グリは、黒ぶどうであるピノ・ノワールが突然変異で、その皮がグレーに変化してしまったものだそうです。アメリカでは、ピノ・グリージオとも言います。

まず、白ワインにも関わらず、とても色が濃いのが印象的です。これは、ピノ・グリが、白ぶどうでも黒ぶどうでもなく、「グリ(灰色)」ぶどうだからです。香りは、ピーチやメロンを連想させるトロピカルな果物の香り。花の香りも上がります。口に含むとそのスッキリした酸がとても印象的。少しオイリーな味わいもあります。

その日は、妻の作ったアボガドオープンサンドイッチに合わせたのですが、トーストの持つ酸味がこのワインの持つ酸味とマッチング。オイリーな感じが、アボガドにもしっかりとマッチングしてとてもGood。しっかりした料理やエスニックな料理にも合いそうです。

アメリカでは、一般小売店で$20前後入手できます。日本でも、ネットで3,500円くらいで購入可能です。
夏の午後に、よく冷えたピノ・グリ、ぴったりですね。
あちゃー、また飲み過ぎちゃいました。

おまけ。↓↓↓

*ジーニーの簡単レシピ*
お休みの日のブランチに、よく冷えたピノ・グリと♪
アボカド・オープンサンド(2人分)
材料:アボカドx1、 グリーンオニオン(あさつきでも可)x4、スウィートペッパー(パプリカ)半分、レモン1/2、マヨネーズ、ガーリックパウダー、塩、ライ麦パン、ココナッツオイル、スーパーシード(ゴマやナッツでも可)
1)よく熟したアボカドをくり抜き、フォークの背で潰す
2)グリーンオニオン、スウィートペッパーを粗めのみじん切りにして1)に混ぜる
3)2)にレモンジュース、マヨネーズ適量、ガーリックパウダー、
塩を味見しながら適量入れる
4)ライ麦パンをカリカリにトーストして、ココナッツオイルをバターの代わりに使う
5)アボカドミックスをトースト上に広げ、上にスーパーシードをのせる

*ライ麦パンの酸っぱさと、アボカドのまろやかさ。トーストのカリカリ感と、アボカドのクリーミーさ。二つのバランスが絶妙な簡単レシピ。スーパーシードのトッピングによって、さらにクランチーな食感が楽しめます。召し上がれ!