カリフォルニアらしいシャルドネ Kendall Jackson Avant Unoaked

カリフォルニアらしいシャルドネ Kendall Jackson Avant Unoaked

手頃な値段のカリフォルニアワインを求めて入った小さなワインショップ。たまたま見つけたのが、とてもポピュラーなこのワイン。Kandall Jackson Avant Unoaked Chardonnay。

ケンダル・ジャクソン(Kendall Jackson)は、1982年にジェス・ジャクソン氏がカリフォルニア北部のレイクカウンティーに設立したワイナリー。1996年からは本拠地をソノマカウンティーに移動させています。とてもポピュラーなので、アメリカに住まれたことがある方は、よくワインショップで目にされたのではないでしょうか?日本でも多くのワインショップが取り扱っています。

ケンダル・ジャクソンは、単一畑ではなく、「複数の畑から取れたぶどうをブレンドする方式」を早くから採用したパイオニア的存在。このワインもカリフォルニア各地の銘醸地から厳選したシャルドネが用いられています。

ケンダル・ジャクソンのワインには、いくつかのブランドがあるのですが、このワインはアヴァント(Avant)シリーズ。こちらは熟成させる前の、ブドウ本来の味を楽しんでもらいたいという願いが込められているそうです。

ワイン名称に使われている「unoaked」は、「樽熟成を行わない製法」を意味します。

このワイン、カリフォルニアでは$ 15前後、日本では2,000円くらいで入手できます。

鼻を近づけるととても華やかで甘い香り。おしろい、メロンなど。

口に含むと、意外とアタックは控え目。でもすぐにカリフォルニアのシャルドネ らしい味わいが口一杯に広がり楽しいです。フルーティーで甘いメロンの様な、まろやかな味わい。後から、酸味も。苦味はあまりありません。

この日は、えびの入ったクリームパスタと合わせました。レモンとパセリを添えたのですが、ワインの甘味と酸味がクリーム感を少し抑え、エビの美味しさを引き立てます。

もう一品は、豚しゃぶとモッツァレラのサラダ。ワインの酸味とぴったり。夏におすすめの組み合わせです。あちゃー、また飲みすぎちゃいました。