インドを代表するワイナリーSula Vinyardsに行ってきました。
このワイナリーは、カリフォルニア州のスタンフォード大学を卒業し、シリコン・ヴァレーで辣腕ファイナンシャルマネジャーとして活躍していたラジーブ・サマントが、故郷のインドに戻り。1997年に設立しました。彼は、カリフォルニアのワイン銘醸地「ナパ」の天才醸造家ポール・ドレーバーを尊敬しており、Sulaワイナリーは、彼の影響も受けています。
というわけで、このワイナリーは、色々な所に、カリフォルニアの影響が見られて面白いです。
Sula Vinyardsについては、別のブログで紹介していますので、参照ください。
Sula Vinyardsは、ムンバイから北東に150kmくらい行ったところにあるナシークという町の近くにあります。距離は150kmなのですが、ムンバイを出るまでは渋滞がひどく、ムンバイを出れば道路事情が悪く、しかも途中山越えがあるので、4時間くらいかかりました。
峠には、日本と同じ様に、沢山のドライブインやモーテルがひしめいていました。私が行ったお店には、色とりどりのスナックが独特のディスプレイで売られていました。
とうわけで、ワイナリーに併設のホテルに到着したのは、夜の10時頃。フロントは天井も高く、壁にかかった大きな絵が印象的です。
部屋は清潔で快適です。
それぞれの部屋には、世界のワイン銘醸地の名前が付けられています。私の部屋は、カリフォルニアを代表するワイン生産地「ソノマ」。
到着したのが遅かったので、既にレストランはクローズ。部屋に料理を運んでもらい、部屋の前の庭で楽しみます。インドは夏は暑くて外には出られませんが、その日は1月だったので、外はとても快適。美味しいワインと共に、早速幸せな気分に。
翌朝、早起きして敷地内を散策。ホテルの他にコテージタイプの宿泊施設も。
プールやテニスコートなどの施設も充実しています。
沢山の可愛いオブジェや壁画も。
東京までは、6,594キロです。
Sula Vinyardsのロゴマークにもなっている「ひまわり」も綺麗に咲いていました。1月なのに。
カリフォルニア以外では、殆んど栽培されていない、ジンファンデルも、ここでは少量ながら栽培されています!
ワイナリーの外を5キロ程、ジョギング。どこまで行っても、Sulaのぶどう畑が広がります。
ぶどうがたわわに実っていました。雨期を避けるため、1月が収穫期だそうです。
午前中にワイナリーツアーに参加。
除茎の工程。なんとなくのどか。
発酵の工程。巨大タンクについている、Sulaのロゴが可愛いです。
熟成の工程。樽にも、Sulaのロゴが。
ツアーの最後はお待ちかねのテイスティング。
最後は、ガイドをしてくれた案内役と記念撮影。
テイスティングルームも充実しているので、ツアーに参加しなくても、十分に楽しめます。
ツアーの後は、レストランで昼食。アウトドアで、風や日の光が感じられ、とても気持ち良いです。
目の前には、ぶどう畑が広がります。この心地良さは、カリフォルニアに似ています。
そして、ワインも最高です。またまた、とっても幸せな気分に。
滞在15時間の超弾丸ツアーでしたが、とても楽しく大満足。次回はゆっくり来たいですね。