南カリフォルニアワインとイタリアワインの飲み比べ 第2回

南カリフォルニアワインとイタリアワインの飲み比べ 第2回

「南カリフォルニアワインとイタリアワインを楽しむ会」を渋谷のおうちギャラリーにて開催しましたので、その様子を写真中心でご紹介させて頂きます。

イタリアワインって、とても人気がありますよね。そんな、イタリアワインファンの皆さんに、南カリフォルニアワインの素晴らしさを知って頂こうと思って始めたこの企画。今回は第2回目になります。

第1回目では南カリフォルニア産のサンジョヴェーゼと本場イタリア産のサンジョヴェーゼを参加者の方々にブラインドテイスティングして頂き、どちらが美味しいか投票して頂きました。その時は僅差でしたが、南カリフォルニアワインに軍配が上がりました。

第1回目の様子は、ブログにまとまられています。下記をクリックして是非読んでみて下さい。
 ここをクリック

今回は、南カリフォルニア産のピノ・ノワールとイタリア産のピノ・ノワールを飲み比べることに。最初に南カリフォルニワインとイタリアワインの特徴を出来るだけ分かりやすく説明。

南カリフォルニアのワインとイタリアのワインは色々な意味で対照的です。「南カリフォルニア」は天候が良いので、毎年美味しいブドウが安定的に生産されますが、「イタリア」は日本の様に天候の変化が激しく、時にブドウにとって過酷な場合もあります。

「南カリフォルニア」では、最新の科学技術をどんどんワイン作りに活かしていますが、「イタリア」では、伝統を重んじて昔ながらの醸造法を守り抜いています。

また、「南カリフォルニア」はワイン法が緩やかで、自由な発想でのワイン作りか可能ですが、「イタリア」はワイン法発祥の地でもあり、規則を守り抜くことにより伝統を維持しておりなかなか自由な発想でのワインが生まれにくくなっています。

自由な発想の南カリフォルニアワインか?、伝統を重んじるイタリアワインか?

南カリフォルニアからは、最近ピノ・ノワールの銘醸地として注目されている「モントレー」地方のぶどうを使った人気ワイン「La Crema」が参戦。

イタリアからは、ロンバルディア州を代表するワイン銘醸地「オルトレポ・パヴェーゼ」地方で創業99年の歴史と伝統を誇る「Giorgio Odero」が参戦。

参加者全員でじっくりとブラインドテイスティング。

結果は、南カリフォルニアの勝利。しかも、今回は大差での勝利となりました。

主催者としては、南カリフォルニアワインが勝ってホッとしましたが、正直、イタリアワインの方が少しばかり美味しいかなあとも思ったので、少しヒヤヒヤしました。

後半は、沢山のワインと食事を交えて、参加者同士の交流。

南カリフォルニアワインファンもイタリアワインファンも、ワインという共通の趣味でどんどん友達になっていきます。

受付をお手伝い下さった村田さん有難うございました。お料理を持ち込んで下さった堀越さん、米野さん有難うございました。そして、参加頂いた皆さん本当に有難うございました。

この日のイタリアワインをわざわざイタリアから持ち帰って下さった松澤さんが、閉会のご挨拶でおっしゃていました。「ワインは人と人を繋ぐ。」確かにその通りですよね。

魅力的な人たちとの出会い(わざわさ、スウェーデンから駆けつけて下さった方も!)、楽しい会話、そして美味しいワイン。

あちゃー、また飲みすぎちゃいました。