ロサンゼルスにあるワイナリー「San Antonio」に行く機会がありましたので、紹介させて頂きます。このワイナリーは、ロザンゼルスのダウンタウンにあるので、ロサンゼルス地区に在住の方はもちろん、観光でロサンゼルスを訪れた方も行かれたことがあるのではないでしょうか?
以前は、ロサンゼルスダウンタウンにも沢山のワイナリーがあったのですが、今残っているのはこのSan Antonio Wineryだけです。しかもこのワイナリーは、イタリア移民のSanto Cambianicaがは1917年に開設したロサンゼルス最古のワイナリーでもあります。
以前、このブログで、このワイナリーで作られる代表的なワインである「Maddalena」と「San Simeon」をご紹介していますので、そちらもご参照ください。
訪問したのは平日の午後でしたが、結構沢山のお客様が。早速、ワイナリーツアーに参加しようということで、写真の展示スペースで暫く待ちました。
このワイナリーはその後、創設者Santoの甥であるStefano Riboliとその妻Maddaledaが引き継ぎ、現在は4代目Anthony Riboliが経営に当たっています。展示スペースでは、StefanoとMaddalenaの若い頃と、晩年の写真を見ることができます。
ツアーの最初は、以前、醸造のために使用していた「樫の木で出来た樽」の見学。壮観です。
そして、現在の醸造スペースへ。現在は、巨大な「ステンレス製の樽」を使っています。こちらも壮観。
続いて、熟成のプロセスを見学。樫の木で出来た樽が、山の様に積み上げられていて、これまた壮観です。
そして、瓶詰め工程へ。自動化が進んでいて、とても面白いです。コルクを入れるマシンや、ラベルを貼るマシンも。
その日のツアーガイドのドミニクと記念撮影。その日のツアー参加者は、私たちだけだったので、じっくりと説明をきくことが出来ました。
最後は、テイスティングコーナーでワインテイスティングを楽しみました。
ギフトショップやレストランも充実。レストランには Maddalenaの名前が。今でも、時々Maddalenaが姿を見せます。当日もいました。
帰りのハイウェイ沿いにも、San Antonio Wineryが作るワインの広告が。
ロサンゼルスのダウンタウンのど真ん中で、本格的なワイナリーを見学できます。とてもオススメです。